ZWR90系(ガソリンはMZRA90W)のディスプレイオーディオについて
ご存じの通り新型になったノア、ヴォクシーのナビゲーションはオーディオレス仕様もできるみたいですが基本的にはディスプレイオーディオ(以下DA)が標準装着になっており、今までの用品ナビのようにグレードが選べません。
一応8インチと10・5インチで差別化はされていますが基本的には画面が大きいだけで解像度も同じですし、(スピーカーは多いけど)オーディオ機能が強化されているわけではありません。
5年間の無料期間過ぎてもナビが使えるとか(5年過ぎると8インチはナビ使えないのかよ!)、HDMI入力端子があるとかその程度。あとは12スピーカー。
スピーカーやアンプの仕様はどうなっているか?
この12スピーカーも曲者で3列目までの音響を考えるとミニバンなのでありっちゃありなんですが音楽を聴くにあたっては音はスカスカです。調べても出てこないので不明ですが4スピーカーも6スピーカーも12スピーカーもアンプの出力は同じなんじゃないでしょうか?
僕の車の仕様は6スピーカーで運転席で音楽だけを聴くことを考えたら12スピーカーよりはましなのかもしれませんが、やはりスカスカです。スピーカーが紙で16センチですしインパネスピーカーは9.5cmという微妙な大きさのスピーカーなのでスカスカな音が鳴るのは仕方がないです。
ちなみに12スピーカーのほうが良いんじゃないの?という話に関しては後部座席を含めてRモニターとかでTVや映画を見るなら絶対あった方がいいので12スピーカーが悪いとかいう話ではないので悪しからず。
あくまで運転席、助手席で音楽を聴くにあたっては環境を悪化させているという部分だけで、もしかしたらファミリー層には全く関係のない話かもしれません。
スピーカーが多くて、アンプ出力が同じだとなぜスカスカな音になるのか?
これに関しては4CHのアンプに対して各々のスピーカーが並列につながっているからです。並列用にインピーダンスと呼ばれるスピーカーの内部抵抗を調整をしているとは思いますが、圧倒的にアンプでスピーカーを駆動する駆動力だ不足するからです。
12スピーカーでも低音を演出するウーファーコーンを持ったスピーカーはおそらくドアスピーカーの4枚のみで他はツィーターはスコーカーと呼ばれる中高音域の音を聞き取りやすくするスピーカーが付いています。
なのでそもそもドコドコ言わせるようなシステムではないんですが、それでもアンプの力が分散してしまい輪をかけてスカスカな音に聞こえます。エンタメ用ですね。
僕は音の深みとか臨場感とか輪郭とかそういった感性豊かな方々と比較すると低性能な耳しか持ち合わせてませんので100万円のスピーカーと3万円のスピーカーの違いは多分判別できません。
そんな人間でもわかるくらいに純正のDA+紙コーンのスピーカーシステムの音は「最低限」です。Twitterだと口が悪くてウ〇コとか書きましたが。
DA=ナビ本体=オーディオヘッドユニットということは
DAは昔のナビと比較してめちゃくちゃ多機能で便利で頭も良くて解像度も良くなりました。できることも格段に増えて機能も性能も間違いなく上がっています。オプションでさらに多機能になりますし便利機能の全部乗せみたいなやつです。
しかしながら「オーディオ性能」単体で見ると大分削られた感があります。アンプ出力はついにわからないままなんですが6スピーカーだとスピーカーを変えてもまともに鳴らせないことを考えると出力落ちてるんか?とか勘ぐってしまいます。多分40W×4とか45W×4はあると思いますが。
現状イコライザーと呼べるものは高音、中音、低音をそれぞれ5段階で調整できるものしかなく、周波数別に細かく設定をいじることは出来ませんし、DSPなんてもちろんついてません。
あと付いている機能はリスニングポジションの設定だけですね。寂しい・・・
イコライザーとかDSPの音響効果って付いてても触られない機能の代表格なんだとかで(どこ調べだよ!)削除されてもしょうがない部分なのかもしれません。
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